認知症で大声で怒鳴ったり、暴力を振るう時の対処法

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認知症になると、

  • いきなり大声で怒鳴る
  • 暴言を吐く
  • 暴力を振るう

などの症状が見られることがあります。

 

それはなぜでしょうか?
また、どのような対処法が考えられるのか、見ていきたいと思います。

 

大声で怒鳴ったり、暴力を振るう原因

今まで温厚だったお父さんやお母さんが急に怒鳴るようになったり、暴力を振るうようになる原因は、他人との関係性を理解できないことにあります。

 

たとえば、娘が父親の世話をする場合、通常であれば父親は娘に感謝の気持ちを感じるはずです。ですが、認知症が進行すると自分の娘を自分の娘として認識できなくなるため、自分と他人という認識になってしまいます。すると、知らない若い女が馴れ馴れしくする姿を見て、イライラしてしまうというわけです。

 

では、誰にでも怒鳴ったり暴力を振るうかといえば、そうではありません。医者のように見た目に権威がある人間や、自分に対してへりくだって対応する人間に対しては、怒鳴ったり暴力を振るうことはありません。

 

対処法

認知症の家族が暴言を吐いたり、暴力を振るうようになった場合の対処法ですが、決して反抗してはいけません。反抗することで、相手も更に感情が高ぶってしまい、状況が悪化してしまう危険性があるためです。

 

ではどうすればいいかと言えば、認知症患者の尊厳を尊重してあげることです。たとえば、自分の父親を介護するとしても、「娘と父親」のように接するのではなく、「娘とお客さん」のような形で接することです。

 

そうすることで、認知症患者からすると「自分を立ててくれた」という意識が生まれ、急に怒り出すということも無くなります。

 

この対処法は効果的ではあるのですが、最初は活用することにためらいも感じると思います。本来は親子の関係であるためです。ですが、認知症というのは進行すればするほど、お互いの関係を忘れていく病です。悲しいことではありますが、介護する側がそれを理解し、見守っていくしかないとも言えます。

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