認知症で料理ができない、味が変わってしまった場合の対処法

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認知症になると、

  • 急に料理が出来なくなった
  • 料理の味付けが昔と全然違う

などの症状が見られることがあります。

 

それはなぜでしょうか?
また、どのような対処法が考えられるのか、見ていきたいと思います。

 

料理ができない、味が変わってしまう原因

昔は料理上手で見栄えも味付けも上手だった母が・・・。」そんなショックを受けている方も多いと思いますが、認知症により料理ができなくなったり、味付けがおかしくなってしまうケースは多いようです。

 

その理由としては、認知症による注意力の低下が挙げられます。今までのお母さんであれば普通にできていたことも、認知症で注意力が落ちることで、複雑な作業が出来なくなってしまうのです。

 

たとえば、料理は同時に2つのことをやる場面が多くあります。火を使いながら野菜を切る、鍋を煮込みながらフライパンを使うなど、1つのことをやりながらもう1方にも注意する必要があるわけです。

 

ですが、認知症で注意力が落ちると1つのことにしか集中できないため、もう片方の作業がおざなりになってしまうのです。そのため、料理がうまくいかなかったり、味付けが変になってしまったりします。

 

対処法

こういった現象が起きた場合の対処法としては、シンプルな料理のみをお願いすることです。同時に複数の工程を行う必要もなく、味付けや調味料も少ないメニューがお勧めです。

 

たとえば、目玉焼きやオムライス、ハムエッグなど、卵を使ったシンプルな料理、ご飯に納豆やお味噌汁などのシンプルな和食は、認知症患者でも作れる料理として有名です。

 

本当は、認知症の方に火の元を扱わせるのは危険なため、出来る限り避けたいところではあります。ですが、昔料理が好きだった方ほど、認知症になっても料理を作りたいと願う傾向があります。認知症になり、出来ることが減ってしまった今、「やりたい事は出来るだけやらせてあげたい」というのが、介護する側の心情でもあります。

 

なので、間を取って簡単な料理をお願いしてみるようにしてください。たとえ簡単な料理だとしても、「自分は料理をしている」という実感を持てるだけで、認知症患者の自尊心を保つことが出来ます。

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