認知症で外出しない、趣味を楽しまない、友達に会わなくなった場合の対処法

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認知症になると、

  • 外出しなくなってしまう
  • 趣味を楽しまなくなってしまう
  • 友達に会わなくなってしまう

などの症状が見られることがあります。

 

それはなぜでしょうか?
また、どのような対処法が考えられるのか、見ていきたいと思います。

 

外出しない、趣味を楽しまない、友達に会わなくなる原因

昔は多趣味で友達も多く、外出の多かったお父さんがどうして…」そんな風に思うご家族も多いかもしれません。「たまには外にでも出かけてきたら?」と話しかけても気乗りしない返事ばかりで、家でゴロゴロしていることがほとんど。

 

こんな状況になっていたら、アルツハイマー型認知症の初期症状を疑ってください。

 

アルツハイマー型認知症になると、記憶力の低下が起こり始めます。短期間の記憶、簡単な内容の記憶であれば気になることもないのですが、少し複雑な記憶になると覚えることができなくなるのです。これはワーキングメモリ(作動記憶)の低下と呼ばれます。

 

このワーキングメモリ(作動記憶)の低下が起きてしまうと、複雑な思考が難しくなるため、趣味なども楽しめなくなってしまうのです。

 

たとえば、囲碁や将棋が好きだった方などは、記憶力の低下とともに戦略力も欠けてしまうため、実力が下がると言われています。すると、今までは勝てていた相手に負けることが増え、「こんなはずじゃない」と感じ、しまいにはその趣味自体が嫌いになってしまうのです。

 

こういったことが続くと、次第に友達に会うことさえ億劫になり、友達との予定が減ると同時に外出も減ってくるというわけです。

 

対処法

この症状が現れてきたら、まずは自信を付けてあげることが大事になります。間違っても、励ましたり、無理に外出させたり、友達を呼んできたりしてはいけません。

 

本人は自分の能力低下と必死に戦っています。そこに突然外部から手を加えられることは、非常にストレスになってしまうのです。だからといって、放っておいていいというわけでもありません。

 

そこでお勧めなのが、複雑な記憶を必要としない趣味を提供してあげることです。たとえば、ウォーキング、ハイキング、植物栽培などがこれにあたります。

 

これらの趣味であれば、脳も単純な思考によって判断できるため、達成が容易です。囲碁であれば戦略を練り、相手に勝たなければ達成感を得られませんが、ハイキングであればゴールに辿り着くだけで達成感を得ることができます。

 

この達成感さえ得られれば、また自信を取り戻すことができ、次第に明るさが戻ってきます。

 

外に出るのを嫌がっているのなら、植物栽培のように家の中でできる趣味もあります。まずはシンプルで分かりやすく、達成感を得やすい趣味を提案してあげてみてください。

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