混同されがちな「健忘症」と「認知症」の違い

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あれ、最近物忘れがひどくなった気がする…。「もしかして、何かの病気?」そんな風に不安に感じたことはありませんか?

 

でも、医療用語は何だか難しくてよく分からない。そんな方のために、今日はよく間違われる病気で有名な健忘症と認知症の違いについて解説していきます。

 

是非、参考にしてください。

 

健忘症と認知症の大きな違い

健忘症と認知症の大きな違い、それは自分の記憶力低下に関する自覚症状の有無です。

 

健忘症とは一般的に、物忘れがひどくなった状態を意味します。私たち人間の脳は20代を境に衰え始めます。その衰え具合は人それぞれなのですが、あまりに進行が早い場合に健忘症と診断されます。

 

それに対し、認知症の場合は自身の物忘れに対する自覚症状が無いのが特徴です。健忘症は脳の衰えが原因なのに対し、認知症では脳細胞の破損や欠如により記憶の障害が起きるためです。

 

そのため、何か物事を忘れてしまったというよりも、その物事の記憶自体が無くなってしまうのです。

 

たとえば…

よくある例ですと、人と会う約束が挙げられます。

 

若いうちは誰かと会う約束をしても忘れることはほとんどありません。ですが、歳を取り老化が進むとつい忘れてしまうこともあります。この時、健忘症であれば約束を忘れてしまったことを後で思い出し、謝るなどするはずです。

 

ところが、認知症の場合はそもそも会う約束をしたこと自体を忘れてしまうため、自分が約束をすっぽかしてしまった自覚がありません。そのため、後から謝ることもありませんし、相手から「何で来なかったの?」と聞かれても、何のことを言われているのかさえ理解できない状態になります。

 

これが、健忘症と認知症の自覚症状の違いです。

 

ただ、認知症も最初は…

ただし、認知症といっても最初から先ほどのような状態になるわけではありません。最初は健忘症に似たような単なる物忘れから始まります。

 

この場合は、まだ認知症とは呼ばれず、軽度認知障害と呼ばれます。もし心当たりのある方は、1度こちらの記事も確認してみてください。

 

>>軽度認知障害の症状とは

 

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