認知症で施設にいる親から「家に帰りたい」と言われた際の対処法

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既に認知症と診断され症状が進んでいる場合は、デイサービスや専門の施設に親御さんを預けている方も多いと思います。

 

そんな時に親御さんから「家に帰りたい」こう言われると辛い気持ちになりますよね。

 

なぜ帰りたいと言ってしまうのでしょうか?
その原因と対処法を見ていきたいと思います。

 

帰りたくなる原因

認知症の方が帰りたいと言い出す原因は大きく分けて3つあります。それが以下です。

 

  • 施設に対し居心地の悪さを感じている
  • 自宅であっても居心地の悪さを感じている
  • 自分が今どこにいるのか理解できていない

 

1つずつ解説していきます。

 

施設に対し居心地の悪さを感じている

1番多く見られるのは、この原因だと思います。

 

今まで一緒に暮らしてきた家族から離れ、赤の他人と生活しなければならないので、そのストレスは計り知れません。ちょうど、幼稚園児が初めて幼稚園に行ったときに緊張するのと似ています。

 

この場合の対処法ですが、正直なところ慣れてもらう他ありません。「ここもなかなか良い場所ですよ」など話しかけて、施設の良いところに視点を向けさせてあげてください。間違っても「帰れませんよ」などと言ってはいけません。「ここに閉じ込められる」という恐怖感から余計に帰りたくなってしまいます。

 

キーワードは安心感です。施設に対し安心感を得られると、「帰りたい」とは言わなくなります。

 

自宅であっても居心地の悪さを感じている

「帰りたい」と言い出すのは施設でだけ起こることではありません。自宅に居ても言い出す場合もあります。

 

このケースでは、親御さんが家庭内で疎外感を感じていることが多いです。そのため、「我が家はこんなはずではない」と思い、「本当の家は別にあるはずだ」と思い込んでしまうのです。

 

この場合の対処法としては、親御さんがどれだけ大切な存在かを伝えてあげてください。自分の存在意義を感じることができれば、「帰りたい」と言うこともなくなってきます。

 

自分が今どこにいるのか理解できていない

最後の理由として、認知力の問題があります。本人としては悪気はないのですが、いま自分がどこに居るのか分からずに、自宅に居たとしても「帰りたい」と言ってしまいます。

 

よく見られる例としては、部屋の模様替えなどを行って室内の景色が変わったときなどに起こりやすいです。今までと違う風景を前にして、自分の家ではないと感じてしまうためです。

 

この場合の対処法として、親御さんの思い出の品、記憶力の強いものを見せてあげましょう。たとえば、大事にしているタンスや、いつも就寝時に使っている布団など、生活感のあるものも有効です。普段使っているもの、大事なものほど記憶は強いと言えます。

 

サプリメントで改善できることも…

ここまで親御さんが「帰りたい」と言い出したときの原因と対処法を見てきましたが、実はもう1つ対処法があります。それがサプリメントによる認知症改善です。

 

元々どの原因も認知力の低下による不安、悩み、恐怖、記憶、認識が問題になっているため、認知力を上げさえすれば、状況が良くなる可能性もあります。今は市販でも認知症対策用のサプリメントが手に入るようになりました。

 

 

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