軽度認知障害の症状とその具体例

この記事は2分で読めます

当サイトをご覧いただきありがとうございます。

このページでは、軽度認知障害の症状について解説しています。

 

軽度認知障害とは

軽度認知障害とは一般的に、健常者と認知症の中間の症状が出ている方を意味します。

 

軽度認知障害はMCI(Mild Cognitive Impairment)とも呼ばれ、認知症やアルツハイマー症とは異なる病気です。ただし、異なるとはいっても軽度認知障害が進行すると認知症になると言われており、関連する病気であることに変わりはありません。

 

また、軽度認知障害は症状が曖昧なことが多く、進行が進み既に認知症になっているにもかかわらず、軽度認知障害の診断を受けてしまうこともあります。そのため、一緒にいるご家族が正しい知識を身に着け、症状がひどくなったと感じたら医療機関に相談するか、または認知症予防が重要となります。

 

主な症状

それでは、ここからは軽度認知障害の主な症状について見ていきましょう。

 

よくあげられる主な症状としては、「記憶」、「決定」、「理由づけ」、「実行」のいずれかに問題が起きている状態となります。ただし、日常生活に支障が出るほどではないことが特徴です。

 

「記憶」

記憶に関しては、単に記憶力が悪くなるという一般的な老化現象以外にも、記憶そのものが無くなってしまうケースがあります。人間誰しも時間が経つと記憶は薄れてしまうものですが、何が起きたかという事実や事象まで忘れることはありません。

 

「何となく覚えているけれど、思い出せない」ではなく、「そんな事はなかった」と言ってしまう場合には、記憶障害が起きている可能性があります。

 

「決定」

何をすべきか、何が正しいのか、自分で考え自分の意思で決定する力が弱くなってしまうのも、軽度認知障害の症状の1つです。健常者の方なら迷わないような行動も、判断が出来ずにオロオロしてしまったりします。

 

「理由づけ」

物事を理論的に組み立てて考える能力が衰えるのも軽度認知障害の特徴です。そのため、計画的に何かを進めたり、時間を管理することが難しくなってしまいます。また、物事を分析する力も衰えるため、問題解決の能力も弱くなります。

 

「実行」

実行に関する問題とは、「頭では分かっているけど、それを再現できない」という状態です。今まで当たり前のように出来ていたことが、急に出来なくなったりします。初めのうちは「気のせい」とも捉えがちのため、注意が必要です。

 

具体的な症状の例

では、更に具体的な例を挙げておきます。

 

  • 約束したことをよく忘れる
  • 名前を覚えられない
  • 自身で物事の判断ができない
  • 話がうまく伝わらない
  • 今まで出来ていたことが急に出来なくなる
  • 料理ができなくなる
  • 人とのコミュニケーションを避ける
  • 趣味を楽しむ回数が減る
  • 以前よりも怒りっぽくなる
  • ものを置き忘れたり、しまい忘れたりする
  • 記憶の内容ではなく出来事自体を忘れてしまう
  • 会話のスピードについていけない
  • 道に迷って帰ってこれなくなる
  • 簡単な計算が出来なくなる

 

など、様々な症状が現れます。

 

これらの症状がひどくなり日常生活がままならなくなると、認知症と診断されます。

 

進行するとどうなる?

先ほどは軽度認知障害が進むと認知症になるとお話しましたが、その確率はどれぐらいだと思いますか?

 

実はひとたび軽度認知障害になってしますと、5年以内に100人に50人は認知症へにかかってしまうと言われています。つまり、2人に1人、半数の方が認知症まで進んでしまうことになります。

 

この事実からも分かるように、軽度認知障害は世間で言われる以上に、実は深刻な病気なのです。「まだ症状が軽いから大丈夫」と思っていると、知らないうちに症状が悪化し、しまいには手遅れになってしまいます。

 

そのため、「あれ、軽度認知障害かも?」と感じたら、早い段階で対策を打つのが安心と言えます。

 

>>軽度認知障害の対策とは?対策は病院またはご家族で!

関連記事